パーソナリティ障害とは？思考や感情、行動の異常について解説

パーソナリティ障害とは？

パーソナリティ障害（Personality Disorder）は、個人の思考や感情、行動のパターンに異常がある状態を指します。一般的に、このような障害は長期間にわたって持続し、日常生活や人間関係に支障をきたします。

目次

パーソナリティ障害の種類

• 妄想性パーソナリティ障害【人を疑わずにいられない人たち】
• シゾイドパーソナリティ障害【感情が乏しく孤立する人たち】
• 統合失調症パーソナリティ障害【急に怒る、風変わりな人たち】
• 反社会性パーソナリティ障害【悪い事を繰り返す人たち】
• 境界線パーソナリティ障害【感情が不安定な人たち】
• 自己愛性パーソナリティ障害【自分はすごいと思いたがる傷つきやすい人た】
• 演技性パーソナリティ障害【注目を集め続けないといられない人たち】
• 回避性パーソナリティ障害【自信が持てず不安で引っ込み事案な人たち】
• 依存性パーソナリティ障害【自信がなすぎて、人に頼らずにいられない人たち】
• 強迫性パーソナリティ障害【細かいところにとらわれずぎる人たち】

パーソナリティ障害全般では、もともとあった気質が成人期までに明らかになり、短時間では変化せず一貫した傾向が見られる

参考本⇊

教養としての精神医学 [ 松崎　朝樹 ]

◆今回はパーソナリティ障害でもトラブルが多い

【反社会性パーソナリティ障害】について詳しく書くことにします。

反社会性パーソナリティ障害の診断

1. 法律を守れない【ルールや法律を守れず、逮捕されてしまうような行動を繰り返す】
2. 虚言性【繰り返しウソをついたり、偽名を使ったりする。自分の利益のためには人を騙す】
3. 将来に対して無計画で衝動的【コツコツやる仕事や作業は苦手で、学生の頃は退学に至るケースも】
4. 攻撃性【暴力的な喧嘩、一方的に暴力に及ぶ】
5. 自分や他人に関しても安全を考えられない【危ないことや、死ぬかもしれない事でも、平然とした態度をとる】
6. 無責任【仕事場から姿を急にくらましたり、お金を払わなかったり、無責任な行動を繰り返す】
7. 良心の欠如【他人を傷つけたり、いじめたり、物を盗んだりすることが悪いと思わず、騙された方が悪いと正当化する】

サイコパス特徴

• 表面的な魅力がある
• 人を使うのになんとも思わない
• 人を転がすのがうまい
• 嘘にうそを重ねる
• 結婚は長続きしない
• 人を傷つけることにためらいはない
• 感情はあるが浅い
• 自分の行動に責任を感じない
• 共感性はなく冷淡
• 自分を抑えれない
• 暴力や窃盗にはしりやすい
• 刺激や危険を求める
• 誰かを利用しながら生きる
• 幼少期から反社会性が見られる

サイコパスはなぜ産まれる？

本質的な原因としては、脳の特性が指摘される。

扁桃体が小さく、セロトニンやドパミンが過剰。

サイコパスになるのだはなくサイコパスとして産まれる。

脳の扁桃体は不安を感じる部位でもあるが、そこが小さく、刺激を求めがちになる。

叱られることにも恐怖心が欠如しており、情動学習が起きにくい。

そこに知識だけ蓄積され、感情はないため犯罪傾向がつよくなる。

◆ホワイトカラーサイコパス

犯罪とは無縁で活躍しているサイコパス。

魅力的な見た目、自信満々な態度、人を転がすのが上手く冷淡に切っていく。

政治家、経営者、外科医、警察官、弁護士などでも成功しているサイコパスは多いといわれている。

まとめ

人生で何かをきっかけに瞬間的にパーソナリティに近いことがおきることもあるが、パーソナリティ障害は小さい頃から長期間にわたり一貫しているのが特徴ということ。

そしてサイコパスの特徴をいかせば、成功する方にいけるが、危険な方にも走りやすい…

脳がいかに大丈夫で、扁桃体がかなりの影響があるということをつくづく思っています。

mayueveryday.hateblo.jp

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